監察医 朝顔ってドラマが今日から始まって、なんとなく見ておりました。
万木朝顔(まきあさがお)というのが主演、上野樹里さんが演じる監察医の役名。
神奈川県にある興雲大学の法医学教室に勤める新米法医学者 らしい。
その大学が解剖を担当しているエリアの 野毛山署強行犯係 に父の平(時任三郎さん)が異動してくるところから
物語は始まります。お父さんの平は秘密にしてるけど、実は朝顔が付き合っている刑事、桑原(風間俊介さん)とコンビを組むことに
そんな時に倉庫で中年女性が倒れて死んでいるということで、興雲大学に司法解剖の依頼が入ります。
死体に付き添って、平と桑原が一緒にやってきたのを見て、初めて平が異動したのを知るんですね。
この亡くなった中年女性。陸地の倉庫の中で倒れていたのですが、肺に水が溜まっていたことから溺死の可能性が。
この女性には小学生の娘さんがいらして、この娘さんが、イベントにいくのにこの女性、お母さんに送ってもらうんですね。
お母さんは娘にお弁当を渡すんだけど、娘さんは娘さんのお弁当がおじさんみたいだとバカにされると言って、お弁当を受け取るのを拒否。突き返した時にお弁当の中身がひっくり返ります。
娘さんは酷いことをしたと思いながらも、イベント会場に入っていきます。お母さんはぶちまけたお弁当を拾ってるんですけどね。
この場面で、お母さんに酷いことをした娘さんに怒りを覚えたけど、それを後悔している娘さんの姿はなんとも言えないものです。
謝りたくても、謝る相手は亡くなってしまって二度と会えない。
その後、お母さんは手に取っ手がポリプロピレンのデパートの取っ手を持っていたことが分かります。どうやらその荷物をひったくられたようとした時に渡すまいと思い切り握りしめて抵抗したんじゃないかという跡が掌に残ってます。
防犯カメラから、お母さんはあるデパートの紙袋を持っていたことが分かります。娘さんをイベント会場に迎えに行く間にデパートに寄ったらしい。肺の水から、淡水と海水が混ざり合った池で溺れたんじゃないかと推察されるので、平と桑原はその池の周辺を調べます。
平は水辺を調べるのが異常に速い。
その池で、桑原が紙袋を見つけ、その指紋からひったくりの常習犯が犯人として逮捕されます。
朝顔はデパートの紙袋、外側は濡れてボロボロの紙袋を娘さんに返したいと言います。
娘さんを警察に呼んで、朝顔がボロボロの紙袋から出てきたものを娘さんに渡します。お母さんがデパートで買った者とは、小学校の娘さんが喜びそうなかわいらしいお弁当箱でした。
弁当ぶちまけたのにそんな娘さんに怒りもせずに娘さんを喜ばそうと可愛らしいお弁当箱をデパートで買ったお母さん。
お母さんはそのお弁当をひったくられまいと抵抗して、池に転落してしまい、水を飲み、意識がもうろうとしたまま、倉庫の方まで歩いて行ったところで、力尽きて亡くなったということでした。
その倉庫は見た目がお母さんとお父さんが経営している工場に似ていて、家に帰ろうと思ってそこに入ったんじゃないかってことだったと思います。
いやー泣けた。泣けたな。母の愛ってのは深いよね。
この後、どうやら朝顔は8年前の震災の津波で母親を亡くしたらしいことが分かります。平が水辺の探索が早いのはまだ見つからない妻の姿をずっと探し続けているからってことのようです。
なんか、これからが楽しみなドラマだなぁと。