大阪吹田市にある千里山交番で古瀬鈴之佑巡査が襲われて、拳銃が奪われた。
この事件について週刊文春に記事が載っている。
「大阪拳銃強奪犯 飯森裕次郎エリート父への愛憎30年」という記事。
この事件では飯森裕次郎という33歳の男性が逮捕され、拳銃も回収されたが、弾丸が1発発射されていたという。
この事件、千里山交番の近所の集合住宅に110番通報があったという。空き巣被害にあったということで。
千里山交番には常時3人の警官がいたが、二人がまずバイクで空き巣があったという現場にバイクで向かい、鑑識の準備を終えた古瀬巡査が遅れて交番に出たところ、刃渡り15cmの包丁を持って飯森容疑者が襲い掛かり、防刃チョッキの脇から左胸を二度刺した。
傷は左肺を貫通して、心臓まで達していたという。飯森容疑者は古瀬巡査の拳銃をホルスターから外して持ち去りました。
警察は大阪G20前ということもあり、なんとか早期に事件の解決、特に盗まれた拳銃を使っての犯罪が行われる前に犯人を確保するために捜査した。すると、防犯カメラに明け方4時13分から5時1分の間に8回も交番を通り過ぎている男性を確認。まだ、容疑者ですらない、不審者の段階でその映像を公開しました。そこには首相官邸周辺の強い思考が働いたと文春には書かれている。
思えば、なぜに110番通報したら、その交番から警官が向かうことが分かったのか?それも一人は遅れていくことが分かったのか?
犯行前日に喧嘩が起きていると通報があり、千里山交番から二人の警官が駆け付けたそうですが、何のトラブルも無かったそうです。それは虚偽の通報だったのですが、これは飯森容疑者が行った予行演習では無かったか?と地元では話題になってるそうです。
そうなると、この飯森容疑者、かなり綿密に計画を練って、犯行を実行したことになります。その割には拳銃を盗んだ後、特に何をするってこともなく、山の中で寝転んでいるところを逮捕された訳ですが。
飯森容疑者の父親は関西テレビの重役で飯森容疑者の映像を見て、息子に似ていると通報したのはこの父親です。この通報により、事件は早期解決となりました。逮捕後、父親は関西テレビの重役を辞めて、顧問に退いたそうですが。
飯森の父親は岩手県出身。母親は岩手の高校の同級生で、結婚。
飯森容疑者は中学時代までは野球部に入って活発に稼働どうする少年だったそうですが、高校に入ると人が変わってしまったそうです。駒澤大学に進学。卒業後は海上自衛隊に入隊するが、半年後に退官。父親はコネを使って、フジテレビ系列の岩手めんこいテレビの子会社、めんこいエンタープライズに就職。が、たった7か月で退社して、家に戻る。
この頃から、飯森容疑者はドラクエが画面から出てきたなどと意味不明なことをつぶやいて自ら警察に通報したりもしている。飯森容疑者は自ら障碍者雇用枠に応募してゴルフ練習場で働き始めるが、幻覚が見えるなどと言っていたという。
こうなると、また弁護士が飯森容疑者には精神疾患があるから、無罪だとか言い出しそうだなぁと思ってしまう。
あの法律なんとかならないのか?精神的に問題があろうが、なだろうが、行った犯罪に変わりは無いと思うのだが。
飯森容疑者は6月14日あたりから、大阪に向かい、中学校の頃の知り合いにフェイスブックでメッセージを出して、その連絡先を聞き出そうとしていたという。多くの人は気味悪がって反応しなかったようですが、野球部のキャプテンは連絡を取り合ってしまったそうで、野球部のキャプテンの名前と住所を使って、110番通報をしているという。だから、捜査線上にキャプテンの名前が上がったりしていたそうです。犯罪に利用しようと思ってたんでしょうね。
ずっと音信不通になっていた知り合いから、急に連絡があった時は気を付けないといけませんね。
早く、古瀬鈴之佑巡査が回復されることをお祈りします。ラガーマンたちも古瀬巡査の回復を祈ってます。
古瀬巡査は佐賀工業高校時代ラグビー部で、国体に出たこともあるのだとか。
高校の先輩にあたる五郎丸歩選手も古瀬巡査の回復を祈ってます。
いいねぇ。ラガーマンって。