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Channel: 毒舌家で行こう!
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黒いマタニティクリニック、太田産マタニティクリニックで妊婦が不審死をしていたという。

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 前に週刊文春で黒いマタニティクリニックと紹介された太田マタニティクリニック。法律で禁止されている妊娠22週以降の違法中絶を行っていたと文春では報じられていた。この太田マタニティクリニックで新たな疑惑が湧いたといてきたという記事が載ってます。

「黒いマタニティクリニック母子突然死と謎の中国人」というタイトル。

 実は2017年の10月26日に切迫流産で入院していた妊婦さん、會沢麻実さんがシャワー室でお亡くなりになっていたという。母子ともにである。麻実さんは23歳。シャワー室で心肺停止で発見された時、実はこの太田クリニックにはAEDがなく、更に気管に酸素を確保するための挿管器具も置いて無かったそうです。挿管って、ERとかコードブルーとか救急救命のドラマによく出てくる、口の中に管突っ込むやつですな。

 で、どうしたかというと、AEDは歩いて5分くらいのところにある智光山公園に走って取りに行き、挿管は救急車呼んできてくれた救急隊員がやってくれたそうです。

 多分、救急車にAED積んであるから、とりあえずAEDだけやったんでしょうねえ。

 AEDによる電気ショックの成功率って1分遅れるごとに7~10%は落ちるそうで、倒れていたタイミングで麻実さんは手遅れの状態だったかもしれないけども、もし助かるような状態であったとしても往復で10分かかったら、70~100%成功率が落ちるわけですから、当然助かる訳はない。

 さらに入院後の麻実さんの診察記録を見たらほぼ真っ白。院長のの太田氏が担当だったそうですが、止血剤と子宮収縮抑制剤の処置・処方を指示しただけだったそうで、その後21日間一切診察せずに投薬が続けられていたそうです。

 この件で文春は麻実さんの夫、将司さんに取材を行ったところ、実名での取材をOKしてくださったそうです。

 将司さんは太田クリニックにAEDが無かったことは知らなかったそうで、院長から救急救命は尽くしたが助からなかったと言われただけだそうです。麻実さんは事件性もあると言うことで解剖されましたが、死因は不明だったそうです。

更に文春が産婦人科医の方に太田クリニックでの麻実さんの診療内容を見せたところ、切迫流産に子宮収縮抑制剤は効果が無く、この投薬のために心臓に負担がかかり、致死性の頻脈が起こった可能性もあると言われました。

つまり、太田クリニックに麻実さんは殺された可能性があるというのです。

 會沢さんは弁護士と相談して、太田クリニックを訴えるかどうか検討されているそうです。

その他にも帝王切開が遅れたために植物状態に胎児がなってしまったなんてお話も文春には書かれております。

これが事実だとしたらとんでも無いことです。太田クリニックに行く患者さんってこの後いるのでしょうか?それとも、産婦人科が不足しているというから、こんな医者でも患者は行かないといけない状態なのでしょうかねぇ。

こんな悲劇は繰り返し怒って欲しくないところです。

 


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