愛媛県の日野麻尋さん26歳の主婦の方のご依頼。一歳三か月の子供が言葉をしゃべるようになったのですが、ママやバーバは普通に言うのに「パパ」だけ小声になるそうです。パパと普通の声で言って欲しいというご依頼です。
その小声のレベルがいまいちわかりませんが。
寛平さんが探偵。依頼者の麻尋さんが出てきたけど美人だ。そのお子さんが「夏陽」ちゃん1歳。やっぱり、1歳って小さいな。
何歳?と聞くと、指を1本立てました。
夏陽ちゃん、スティックのゼリーが好物らしい。寛平さんが食べさせてあげます。
おいしいというか、苦そうな顔しているように見えます。
バーバー(おばあちゃんのこと)とかみーみー(麻尋さんの妹さんのニックネーム)とかは普通に言える。
パパだけ、なんかつぶやくような、かすれたような極端に小さな声になる。ママも普通に言えるねぇ。なぜにパパだけ、小声?
アンパンマンも普通に言える。
パパだけ消え入るような声ですね。
ここで、普段の様子をVTRに撮られているので見てみます。
寛丈さんがパパの名前27歳。金髪のちょっと怖そうな男性。でもパパって小声で言われて可哀そう。
寛丈さん、普通の声でパパと言わそうとしてますなぁ。
テレビ電話で寛丈さんとしゃべります。なとか普通の声で言って欲しいと言われてますね。
寛平さん、ミミやママに混ぜてパパと言ってみますが、何回やってもパパだけ小声。
わざとやってるなら、言い間違えて、パパも普通の声で言ってしまいそうなものだが。
ここで、淀川キリスト教病院の谷均史先生の電話で相談します。
先生、今徳之島にいらっしゃいます。鹿児島の。
先生、愛媛に来てくれます。
パパって言葉に興味を持たせてはどうかと先生がまずアドバイス。
夏陽ちゃんの好きなゼリーにパパと言う名前を付けます。
それで「これはパパだよ」とゼリーの名前をアピールします。
それで、ゼリーの名前を聞いたら、パパと言いましたが、やっぱり小声。
そこに寛丈さん帰ってきた。
夏陽ちゃん、パパが帰ってきたら、すぐにパパに寄って行った。嫌われている訳じゃないのね。
寛丈さん「パパー」って大声で言って寄って来てくれたら最高だと言われてます。
谷先生もやってきた。
パパとママって言いやすい言葉の5本指に入るのですが、パパは小声。
なんか、最初は「トート」って呼ばせようとしていたのですが、途中でパパに変えたそうです。
夏陽ちゃん、「パパ」なのか「トート」なのかどっちが正しいか自信が無いのでは?と寛丈さん予想されてます。
親戚の人一杯集めました。
とりあえず楽しそうに「この人だーレ、ぱーぱ」とみんなで歌います。楽しそうに。
次は「グーチョキ、パパ」とみんなで言います。楽しそうだと言うんじゃないかと。
でも、パパ小声。いや、少し大きくなったか?
みんなで褒めます。
「もうちょうい声量上げて」と寛丈さん、ほっぺたをくにゅくにゅしてますね。
が、夏陽ちゃん寝てしまいました。お疲れですね。
寛丈さんへたりこみます。
ああ、ダメでした。
これで、終わりでした。
まぁ、いつかは言うでしょうけどねぇ。
寛平さん、大学に行き出したら大声で言うかもしれないなぁということでした。いや、小学校に行く前には言うでしょう。さすがに